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居抜き物件の契約にかかる費用
理想とする歯科医院が開業できそうな居抜き物件を見つけたら、次にチェックしなくてはいけないのが契約にまつわる費用の問題です。費用の相場や内訳を把握しておくことで、実際に契約時におかしな点はないか、自分でチェックができます。
このページでは、居抜き物件の契約にかかる費用の相場と内訳、そして費用以外のチェックポイントも紹介します。
居抜き物件の契約にかかる費用の相場
居抜き物件の契約には、まず敷金・礼金、そして前払い賃料、さらに仲介手数料やクリーニング代などがかかります。不動産会社によって何にどれぐらいの費用がかかるのかは異なりますが、賃料50万円の物件であれば、最低でも600万円、多めに見積もって800万円ほどあると良いでしょう。
契約にかかる費用は、賃料の1年半分ほどが相場です。
居抜き物件契約にかかる費用の内訳
敷金・礼金
敷金は退去時の補修や保証として支払うべき費用です。一方で礼金はオーナーへのお礼金として発生します。賃料によって金額は異なり、敷金と礼金は目安としてそれぞれ半年分を確保しておくと良いでしょう。
例えば賃料が毎月50万円の場合、敷金と礼金合わせて500万円分ほどです。
前払い賃料
賃貸契約をする場合、ほとんどのケースで前払い賃料が発生します。契約月とその次の月ぐらいまでは前払いで支払うことが多いため、50万円であれば100万円ほどは確保しておきましょう。
クリーニング代・消毒代
物件によって異なりますが、クリーニング代や消毒代として十数万円ほどかかることもあります。そもそも発生するかどうか、費用はどれぐらいなのかは物件や不動産会社によって異なります。
仲介手数料
手続きを行う不動産会社が、紹介料として受け取る費用です。不動産会社は仲介手数料を利益としているため、多くのケースで発生します。目安は賃料１ヶ月分であるため、家賃50万円であれば50万円を支払います。
費用以外のチェックポイントも確認
開業にあたって費用はどれぐらいかかるのかは、とても大きな問題です。しかし、費用が安ければ良いというわけではありません。開業費用を抑えて賃料が安い物件を借りても、立地が悪くて人が集まらない…となってしまえば上手く集客ができず、短期間で歯科医院を畳まなくてはならなくなる、なんてこともあり得ます。
費用だけでなくさまざまなポイントをチェックし、長く良い経営が行える物件を見つけましょう。
以下ページでは費用以外のチェックポイントも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
